2022年2月度、全国接骨院の業界平均値データ※を公開します。
注目していただきたい点は窓口合計金額です。1年ぶりに全体で200万円を切る結果となりました。
また、新患数は増加がみられたものの再診数は減少しています。継続して来院される患者様の割合が少なくなってきているようです。
※本記事で使用している業界平均値データは「レセONEプラス」「Ligoo POS&CRM」導入院のデータから算出したものです
本記事では、これらの業界推移や前月比較データから課題を読み解き、今後に向けた対策について詳しく解説しています。
2022年2月の新患数は、33.9人で前月比で約5.7人増加しました。
新型コロナウイルスのオミクロン株の流行により、前月、前々月と新患数が下火傾向でしたが、2月に入ってから新患数に動きがみられ、2ヶ月ぶりに平均30人を超える結果となりました。
一方で、再診数は前月比で約3.1人減少しています。離反した患者様が戻ってきていない可能性があります。
2022年2月の初診率や継続率の推移をみると、初診率(再診)以外は全体的に下がっています。今まで70%台をキープしていた初診率(新患)が約60%を下回り、継続率(初診~3回目)の時点では50%に届かず、患者様が継続していない割合が高いようです。
つまり初診においては、10人のうち4人以上の新規患者様が2回目の来院をしていないことになります。その後の継続率においては、患治していないのに患者様が離れている場合は注意が必要です。
通院回数も減少が続いており、このままいくと平均通院回数が4回を切る懸念があります。
窓口合計金額[全体]は、新患数は増えているにもかかわらず前月比で約10万円減少となりました。200万円を切るのは、2021年2月以来のことです。
2022年1月 | 2022年2月 | |
---|---|---|
全体 | 2,022,025円 | 1,930,363円 |
新患 | 337,811円 | 328,108円 |
再診 | 93,984円 | 76,823円 |
継続 | 1,590,230円 | 1,525,433円 |
窓口単価 | 2,207円 | 2,167円 |
内訳をみると、2月はすべての金額が減少しています。中でも[再診]は前月から17,161円減少しており、これまで維持していた8万円台を下回っています。[継続]においては64,797円減少と前月に引き続き下がっています。
窓口単価の大きな変動は見られないため、上記であげた再診数減少と継続率低下が窓口合計金額に大きく影響したものと推測されます。
では、再診数減少と継続率低下を解決するにはどうすればよいか?そこで重要となってくるのが、患者様を「リピーター化」させる対策です。
患者様は施術に対する満足であったり、患部が良くなることを期待して来院しています。
まずは、患者様が離れる原因がなかったか振り返ってみましょう。
再診や継続は、患者様へのアプローチを見直して対策を図ることで改善が可能です。
先生の院でもできる施策がないか、ぜひ考えてみてください。
しかし、以下のようなお悩みを持つ先生方も少なくありません。
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