導入事例
導入事例
東京都内に整骨院や鍼灸整骨院を展開する株式会社GBSメディカルの神田大輔氏に、 サービス導入のきっかけや成果についてお話ししていただきました。
GBSメディカルグループでは、保険診療・自費診療に関わらず、すべての患者さまに対し、施術前に写真を撮影して姿勢分析を行っています。私たちが提供するのは、いわゆる“マッサージ”とは一線を画した柔道整復の施術です。姿勢分析によって、痛みや不調の原因である身体のズレ・歪みがどこにあるのかを明確にし、根拠のある施術を行いたい。創業以来、そうしたこだわりを持って施術を続けてきました。
リグアさんと知り合ったのは2013年、創業から数年が経ち、スタッフが増えてきた頃でした。ひとりで対応していた頃とは勝手が異なり、患者さまが来院されなくなったのは不調が解消したからか、あるいは当院の施術や接遇に納得されなかったためなのか、患者さまの動きが見えなくなってきたのです。そこで、リグアさんに相談し、患者情報管理システム「Ligoo POS&CRM」を導入してコンサルティングを受けました。さらに、多数の整骨院から幹部クラスのスタッフが参加する研修「GRAND SLAM」があるのを知りました。自分の院だけを見ていては“井の中の蛙”です。そうならないようにと、2014年に幹部とともに私自身も参加。その後は、毎年のように各院の院長や幹部候補を「GRAND SLAM」に参加させています。
自分自身が「GRAND SLAM」に参加して一番よかったのは、整骨院業界に人脈が広がったことです。同じ業界の経営者が大勢集まる機会はなかなかありません。いろいろな経営者の考え方を聞くことによって、変えるべきこと・変えてはいけないことが見え、自院の方向性がより明確になりました。院長や幹部候補たちも同世代の施術家と交流することで刺激を受け、大きく成長しました。
また、「Ligoo POS & CRM」の導入と「GRAND SLAM」への参加によって、“会議の質”が上がったと感じています。それまでは感覚だけをもとに運営していたのですが、データという裏付けができたのです。再診率や初診率といった確かなデータをもとに会議を進めることができ、次の目標が立てやすくなりました。特に「GRAND SLAM」に参加したスタッフは、数値分析の大切さや通院指導の必要性を学んでいますから、主体性が上がり、行動にも変化がありました。スタッフの成長は、院の運営力向上に欠かせないもの。もちろん、「GRAND SLAM」だけに頼らず、定期的に社内勉強会を開き、知識やスキルを習得できるようにしています。こうした積み重ねが売上などの成果につながるのではないでしょうか。
リグアさんは、いつでも気軽に相談でき、的確にアドバイスをくださいます。ただ、すべてをリグアさんに任せきりにするのではなく、自院の軸を持って臨むことが大切。そうすれば、よりよい結果が出ると考えています。2019年には、院長や幹部候補のほか、業界2年目の若手も「GRAND SLAM」に参加させました。各院長と相談してメンバーを厳選した上で声をかけ、参加したいかどうかを確認します。大切なのは、「無理やり行かされた」と受け身にさせないこと。「GRAND SLAM」によって得られるものをきちんと説明し、スタッフが自主的に学びたいと思えるようにしています。当院では、ただ店舗数を増やしたいから幹部候補を育てているのではありません。優れた施術者になるには、人間力など技術以外の力も必要と考え、そのために外部の研修を活用しています。
「GRAND SLAM」では、売上の立て方からスタッフとのコミュニケーションの取り方まで幅広く学びがありました。他院の方々との交流も魅力です。お互いに課題や悩みなどを話すうちに、アイデアが生まれたりして刺激になっています。私は2年続けて参加したのですが、回を重ねるほど学びが深まると思います。
入社2年目で「GRAND SLAM」に参加しました。印象に残っているのはグループディスカッション。自院と違う考え方に触れたり、一歩引いて客観的に業界や仕事を見たりすることができます。私は数字を見ることが苦手だったのですが、研修でその重要性がわかり、今は積極的にCRMのデータをチェックするようにしています。
私は、もともと別の仕事をしていましたが、交通事故をきっかけにこの業界に入りました。2ヵ月ほど引きずっていた足が整骨院の施術でよくなり、普通に歩けるようになって感動したのです。柔道整復や鍼灸は、本当に素晴らしい 仕事だと思っています。自分の手で患者さまの痛みをケアすることができ、その方の人生まで変えることもあるのです。
今、整骨院は全国に約5万軒あるといわれ、確かに数は増えてきました。ですが、本当の意味で整骨院の認知度や信頼度、地位は上がっているのか、スタッフの教育は追いついているのか心配になることも…。スタッフの教育でもっとも大切なのは、「患者さまがいて、自分がいる」と知ることだと私は考えています。売上も大切ですが、それだけに偏らないためにも質のよい人材教育が必要ではないでしょうか。
マネジメント力や施術力から人間力まで、幅広く学べる「GRAND SLAM」のような研修はきっと業界にとっても役に立つでしょう。患者さまの痛みにアプローチし、心までほぐしてあげられる施術者が増えれば、この業界の認知度や信頼度もさらに上がるはずです。リグアさんと整骨院業界とが一緒になって、相乗効果で業界の質を向上させていければと思います。
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