鍼灸・接骨院で回数券はクレジットカード決済できないの？注意すべきポイントを解説

先生は、回数券はクレジットカード決済できないと諦めていませんか？また、回数券をクレジットカード決済するにあたり、条件が厳しくて利用しづらいと感じたことはないでしょうか？

鍼灸・接骨院では、回数券のクレジットカード決済を提供できる事業者が限られています。

クレジットカード決済で回数券を利用するにはさまざまな制約があり、使い方を間違えると患者様とのトラブルに発展したり、強制解約される可能性があります。

安心して回数券のクレジットカード決済を利用していただくために、本記事では「回数券のクレジットカード決済で注意すべきポイント」について詳しく解説します。

安定した収益化を図るために、回数券を使ったメニューの提供を検討されている先生は、ぜひご一読ください。

鍼灸・接骨院で回数券はクレジットカード決済できないの？

鍼灸・接骨院で回数券のクレジットカード決済ができる事業者は限られています。

なぜなら、多くのクレジット会社では、回数券に対するクレジットカード決済の審査を厳しくしており、審査に落ちてしまう事業者も多いためです。

なかには、審査に通過していても、回数券に対するクレジットカード決済を厳しく制限しているクレジットカード会社も多くみられます。

鍼灸・接骨院にとって回数券の導入は、継続的にお客様に通っていただけることや先行資金が得られることなど、さまざまなメリットがあります。

回数券を導入したものの、クレジットカード決済の制限によって十分なサービス提供ができないといったことがないように、どのような決済サービスを導入するか慎重に選ぶ必要があります。

回数券のクレジットカード決済の審査が厳しい理由

回数券のクレジットカード決済の審査が厳しいのには理由があります。

回数券は、一定の期間にわたって複数回サービスを受けることを前提としているため、実際に受けてみないと効果がわからないことや、その効果も個人の感じ方に差がでやすい特性があります。

そのため、途中解約や代金の返還を請求されるなど、消費者トラブルに発展しやすい側面があります。

回数券のクレジットカード決済でみられるトラブルの事例は以下の通りです。

このようなトラブルから患者様を守るために、1ヵ月を超える期間にわたって金額5万円（税込）を超える回数券を提供する場合は、中途解約やクーリングオフができるようになっています。

しかし、中途解約やクーリングオフを自由にできることを前提とした契約は、クレジット会社にとっては多くのリスクを抱えることになります。

そのため、多くのクレジット会社では、患者様を保護する観点やこれらのリスクを回避するため、回数券に対するクレジットカード決済の審査を厳しくしています。

回数券のクレジットカード決済で注意すべきポイント

では、回数券をクレジットカード決済するためには、どのような点に注意しなければならないのでしょうか？

回数券のクレジットカード決済を利用するうえで、注意すべき点は主に3つあります。

回数券のクレジットカード決済ができるサービスを利用する

冒頭でもお伝えしたとおり、鍼灸・接骨院では、回数券のクレジットカード決済を提供できる事業者が限られています。

そのため、考えている回数券メニューが提供できる決済サービスであるかどうかを慎重に選ぶ必要があります。

意外にも、回数券のクレジットカード決済ができないサービスであることを知らずに利用しているケースも多く見られます。

利用できないにもかかわらず回数券のクレジットカード決済を使い続けることは、後々大きなトラブルに発展する可能性がありますので、回数券のクレジットカード決済ができるか必ず確認するようにしてください。

規約や条件に違反した使い方をしない

回数券のクレジットカード決済ができるサービスでは、「金額」や「期間」などに条件が設けられているなど、利用にあたり細かく規約が定められています。

万が一、規約違反をしていることが発覚すると、強制解約される可能性があります。

患者様へのサービス提供に影響がでるだけでなく、社会的信用を失いかねないため注意が必要です。

事業者によって規約内容は異なりますので、利用規約や条件に違反した使い方をしないように、回数券メニューを開発する際は注意するようにしましょう。

トラブルや途中解約などに備えておく

1ヵ月を超える期間にわたり、5万円を超える回数券を提供する場合は、カード決済の有無にかかわらず、特定商取引法で契約に関する書面を取り交わすことが義務付けられています。

また、患者様が一方的に不利益を被らないように、無条件で契約を解除することができる「クーリングオフ」と、将来に向かって契約を解除することができる「中途解約」を定めています。

そのため、契約締結後8日以内であればクーリングオフを、それ以降は中途解約によって、患者様はいつでも契約をやめることができるとされています。

これら書面の交付義務を行わなかった場合、罰金が科される場合があるほか業務停止命令等の対象になる可能性がありますのでご注意ください。

患者様には丁寧な説明を心がけ、納得していただいたうえで、回数券のクレジットカード決済をしていただくことはもちろんですが、万が一患者様と支払いに関してトラブルが発生した時でも、冷静に対処できるように院内スタッフへの指導やマニュアル作成など、事前に備えておくと安心です。

安心して回数券のクレジットカード決済をするなら

リグアはクレディセゾン社・JCB社の代理店として、接骨院向けのクレジットカード決済サービスを提供しています。

回数券のクレジットカード決済を上限金額なしでご利用いただけるほか分割払いも対応可能です。 取り扱い可能なブランドは30種類以上にものぼり、VISAやMaster、JCB、AMEXといった主要な7ブランドに加え、電子マネー、PayPayなどのQRコード決済など、様々な支払い方法に対応しています。

決済サービスの導入は、患者様の利便性が高まるのはもちろんですが、レジ作業の効率化、客層拡大、施術単価アップなど、接骨院にとっても大きなメリットがあります。

回数券のクレジットカード決済について導入を検討されている先生も、今のクレジットカード決済に不満をお感じの先生も、ぜひこの機会にお申し込みください。